学校法人神奈川学園 精華小学校

学校紹介

卒業生の声

精華小学校での学びをもとに多彩な分野で活躍する卒業生たち
創立から不変の校訓、「人のおせわにならぬよう 人のおせわのできるよう」のもと、学習はもちろん行事や運動にも日々全力で取り組む精華小学校。
卒業生は、さわやかに成長し、各方面で大きく羽ばたいています。

第82回生 佐野 侑紀さん 明治大学情報コミュニケーション学部 卒業
日本航空株式会社 客室乗務職(令和4年現在)

4年生の夏。あの日、79 人の友達と見た野辺山原の空に広がる満天の星空が、今でも忘れられません。日本で指折りの星空 を見ながら星座の授業……。精華での 6 年間は、そんな“ホンモノ”との出会いにあふれていました。
作家の講演会、狂言鑑賞や関西旅行など、精華では多岐にわたる数々の“ホンモノ”から受ける刺激や感動に魅せられ、客室 乗務員になってからは世界各地の“real”に触れる日々を過ごしてきました。“ホンモノ”に触れること。それは今の私にとって、 生きる活力となる瞬間です。
自らの目や手でしか感じられないものがこの世界には広がっている……。あの日見た星空が、私に教えてくれたことでした。 時代の流れとともに、さまざまなものがリモート化され、気軽に、簡単に知りたい情報を得られるようになった今だからこそ、 その価値を改めて強く感じます。
まるで宝石箱を開けたような感動に包まれたあの日の体験が、今も私の原点です。一人ひとりの感覚を大切にし、五感を育 ててくれる。そんな精華で学べたことを誇りに思います。

第95回生 金 伶穏さん 聖光学院中学校3年 在学中(令和4年現在)

目立ちたがり屋だった僕は、精華小学校の学校行事でいろいろな役を担ってきました。なかでも一番印象に残っているのは 七夕学芸会です。精華の学芸会は子どもたちが3つのグループに分かれ、それぞれのリーダーを中心に本番で劇を披露できる 一組をかけて競い合います。高学年になると先生の指導に従うだけでなく、自分たちの力で劇をよりよいものにするために練 習し、脚本や演出を手がけることもあります。こうした過程を経て僕は、劇を作り上げた同じグループの仲間たちと固い結束 や絆が生まれ、仲間がいることの大切さを実感するとともに、自主性を育むことができたと考えています。
精華には、七夕学芸会のほかにも数多くの行事があります。どの行事も心から体験してよかったと思えるものばかり、友達 との絆も深まり、忘れられない思い出になっています。精華で培うことができた自主性で、世界を引っ張っていけるような 人間になりたいと、僕は夢見ています。

第89回生 林 華子さん 横浜市立大学医学部医学科1年 在学中(令和3年現在)

精華小学校の行事の一つに、6年生での関西旅行があります。私の出身高校では修学旅行で京都・奈良を巡るのですが、訪れた先は関西旅行で来たことのある場所ばかりで、精華小学校の教育旅行の質の高さを感じました。
さらに国語の授業では関西旅行記をはじめとして、読書感想文や旅行記、行事の感想など多くの文章を書く機会があり、中高大のレポート作成や、大学受験での小論文試験にもその経験を役立てることができました。幼少期から文章を書くことに慣れ親しむ環境が備わっているのも、精華小学校の魅力だと思います。
私は現在、小学校からの夢であった医師となるため、医学部に進学しています。精華小学校の校訓である、「人のお世話のできるよう」という言葉を忘れず、医師として活躍していきたいと思います。

第93回生 今野 太一さん 栄光学園中学校3年 在学中(令和3年現在)

卒業してから時間が経ち、充実した学生生活を送る中でも、電車に揺られている時、友達とボールを蹴りあっている時、ふとした瞬間に精華の事を思い出すことがあります。
低学年の頃は毎日のように叱られていた僕ですが、精華の記憶と共に浮かんでくるものは、温かみのあるものに包まれるような、そんな感情なのです。
休み時間の外遊びからもれなく作文が付いてくる教育旅行まで。精華には沢山の行事やイベントがありますが、僕が一番よかったと感じた事はクラス内の温かさです。2クラスと少ないクラスであるからこそ、密度の高い経験をし、切磋琢磨できる、本当にかけがいのない友達が出来たと思います。
そして、先生方へ。色々と迷惑をかけたと思いますが、本当にありがとうございました!最後に一言。勉強も外遊びも大切!

第44回生 森下 典子さん エッセイスト

夏休みの宿題で、いつも最後まで読書感想文に苦しんだ私が、なぜ作家になり、本を書いているのか……。人生は謎に満ちています。
実は、最近になって、精華小学校時代の修学旅行の旅行記のことを思い出しました。原稿用紙30枚。それは小学生にとって、途方もない大作で、難問でした。担任だった中山睦子先生は、旅行記を返してくださる時、私にこうおっしゃいました。
「まったく、あなたの作文ときたら、誤字脱字だらけです!……だけど、とっても面白い」
あれから50年たった今、中山先生はもういらっしゃらないけれど、その言葉を思い出し、ああ、先生は子供の中に眠っている小さな可能性の芽を、ちゃんと見抜いてくださっていたのだなぁと、胸いっぱいになるような感謝を噛みしめています。今の私にとって、精華小学校で過ごした人生の最初の6年間は、本当にかけがえのない「宝物」のような日々になっています。

第89回生 福澤 慎太郎さん 本郷高等学校3年 在学中 ラグビー部 U17日本代表(令和2年現在)

私は中学からラグビーを始め、高校では2年時と3年時に、2年連続で花園へ出場することができました。
私にとって、精華の校訓は、ラグビーにも、日々の生活にも通じる大切な言葉です。精華での経験は、今でも様々なところで確かに活きています。
学習面に関しては、一つ一つの教科に専門の先生がおり、基本的なところから中学受験に向けたハイレベルな問題まで、わかりやすく説明してくださいました。
休み時間は、広々としたグラウンドで体を存分に動かすことができ、同級生とサッカーなどをして楽しく過ごしました。
また、いろいろな行事があり、そこで心身ともに成長することができました。特に運動会での思い出は、今でも鮮明に覚えています。
以前、精華のクラブの時間にラグビーを教えに行ったこともあるのですが、また機会があれば、後輩たちに会いに行きたいです。

第92回生 魚住 宗一郎さん 慶應義塾普通部 中学1年 在学中(平成30年現在)

僕は今中学での生活を満喫していますが、精華のことでまず思いつくのは「僕の小学校ってすごかったんだなあ」です。
各教科に専属の先生がいて、一人ひとりの先生が高いレベルで教えてくれました。精華で学んだ英語も含む主要5教科の基礎のおかげで、中学での勉強は簡単に理解できます。また、「集団行動」で規則を守ることも学びました。精華の移動風景は、居合わせた外国人から珍しがられるほど整然としています。精華での6年間で、勉強だけでなく人としてのモラルをも学んだと思います。
そして、精華での友達はいいものです。未だに一緒に遊んでいます。

第74回生 山田 美咲さん 神奈川学園中学高等学校 卒業
オランダ・アムステルダム音楽院ピアノ科―学士・修士課程 卒業
ピアニスト、ピアノ教師、漫画アーティスト(平成30年現在)

精華小学校入試、校長先生との面接で「この学校の名前を知ってる?」の質問に答えられず、泣き始めた私。親子共にだめだこりゃと思ったのに結果は合格で、精華での日々が始まりました。精華は各々の子が持つ芽が少しでもあれば、のびのびと育つよう温かく見守る学校。私はそれに甘えて自分の好きなピアノや絵を描くことに没頭し、先生方は文句の一つも言わず、むしろ今に繋がるチャンスを沢山与えて下さいました。
卒業する時の「漫画の描けるピアニストになりたい」という夢はオランダで実現しました。小学生という、教育で最も大事な時期に培ったものは、その後の人生に大きく関わってくることになると実感しています。

第87回生 高橋 舞さん 神奈川学園高等学校2年 在学中(平成29年現在)

私が精華小学校で過ごした6年間は、あっという間の日々でした。運動会、七夕学芸会、文化祭など、様々な行事を通し、最後まで諦めず努力する大切さを学びました。また、振り返ると私は本当に良い先生、友達に囲まれていたと感じます。友達や先生との今でも続く関係は、私にとって宝のような存在です。私の決して楽しかったとは言えない受験期も、友達と励まし合い、先生には支えられ、乗り越えられたのだと思います。私は今、神奈川学園の生徒会長として学校全体を、先頭を切り引っ張る立場に立ち、充実した毎日を送っています。そんな今の私があるのは、精華が原点であったと胸を張って言えます。また、大学受験を迎えるに当たり、精華で培われたことを忘れずに努力を続けていきたいと思います。

第88回生 佐久間 陽さん 栄光学園高等学校1年 在学中(平成29年現在)

精華では勉強はもちろん、人間的なことからスポーツの楽しさまで、たくさんのことを学びました。今の高校生活は精華での6年間がなければまったく違ったものとなっていたことでしょう。また、精華では多くの良い仲間に恵まれました。一緒にふざけ合って遊んだり、時には勉強を教え合ったり。今でも交流があるほど仲がよく、一生涯の友達ができました。さらに、精華には尊敬できる先生がたくさんいました。特に計4年間も担任してくださった先生からは、多くのことを学びました。僕が今バスケ部に所属しているのも、その先生がバスケットボールの楽しさを教えてくれたからです。
これからの人生、大変なこともあるかもしれないけど、精華で教わったことを胸に、日々過ごしていきたいと思います。

第82回生 岡村 拓門さん 慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部 卒業
慶應義塾大学 在学中
大手監査法人内定(平成28年現在)

私たちの代は、数少ない旧校舎、仮校舎、新校舎の三つの校舎を経験した代です。その三つの校舎で学んだ日々は毎日が新鮮で貴重な経験でした。あの時勉強はもちろんのこと、休み時間に友達と遊んだことや学芸会で劇をしたこと等の思い出は忘れることはないと思います。また、昨年私は公認会計士試験に合格しました。今年は大学四年生なので正式入社は来年ですが、この一年は学生非常勤として監査法人で働きます。社会人としての一歩を踏み出すにあたって、精華の校訓である「人のおせわにならぬよう 人のおせわのできるよう」という言葉を忘れずに精進していきたいと思います。

第76回生 鈴木 美緒さん 森村学園中等部高等部 卒業
国立音楽大学音楽学部 卒業
株式会社アルス東京(クラシック音楽事務所)在籍(平成28年現在)

当時の思い出というと、仲間たちととにかく笑い、何事にも一生懸命に取り組んでいた自分の姿が目に浮かびます。学年対抗で行われた競技大会や学芸会。毎授業で行われていた小テストの数々。何事にも粘り強く取り組む姿勢はこのころに培われたものだと思います。
音楽という正解のない世界で生きていた大学生活。大学を卒業し、社会人になった今、この「一生懸命に何事にも粘り強く取り組む」ことがどれだけ私の支えになっていることでしょうか。
また、一緒に戦ってきた80人の仲間たちは、今でも年に1回は顔を合わせており、何も飾らずに付き合える一生の友と言えます。

第69回生 一言 太郎さん 東京大学 理科2類農学部森林科学専攻 卒
東京大学 大学院農学生命科学専攻 卒
国土交通省 都市局まちづくり推進課(平成27年現在)

入学して間もない頃、私は「みんなと話すのが楽しい!」と言ったそうです。振り返れば、精華小学校の6年間は切磋琢磨の時間でした。自分の考えを表明し、友達の意見を聞き、行動し、成功、時には失敗する。公務員になって9年、都市の緑や公園に関わる法律や予算制度を主に担当していますが、情報を集め、上司や同僚と相談して課題解決に挑む日々に求められる能力の礎は、精華小学校で過ごす中で身についたものだと思います。伝統によって洗練されてきた行事や活動を通じ得られた経験、素晴らしい友人たちとの交流、先生方の温かいご指導は、これからも太い幹となって私を支えてくれることでしょう。

第83回生 落合 朝美さん 横浜共立学園中学校・高等学校卒業
一橋大学 経済学部在学中(平成27年現在)

「学校で仲間と勉学に励む」
この当たり前のようで、意外と当たり前ではない環境が精華小学校にはありました。精華小学校で日々学んでいく中で、集中して何かに取り組む姿勢が自然と身につき、その集中力は今の私の自信につながっています。
勉強を共にし、また汗を流しながら校庭を走りまわった友人とは、今でも会い、近況報告をしています。精華小学校に在校していたからこそ出会えた一生の友を大切にしていこうと思います。

第75回生 海永 光洋さん 東京大学 医学部 医学科卒(平成26年現在)

精華での日々を振り返る時、いまだにいつも、自然と背筋が正されます。
先生方や友との数々の煌めく思い出と共に、どこか凛としたあの校風ー伝統に裏付けされたあの「場」の力ーが、間違いなく、今の自分の「芯」を形作っているからだと思うのです。
精華での六年間は、私の宝物であり、誇りです。
私は今、大学も巣立ち、医療・医学の世界へ足を踏み入れるところですが、将来医師としてどんな道へ進むにせよ、「人のおせわにならぬよう 人のおせわのできるよう」の校訓に恥じぬよう、精華で学んだことを胸に、これからも精進して参ります。

第71回生 松宮 純恵さん アイベックスエアラインズ株式会社 運航部 副操縦士(平成26年現在)

私が精華小学校で学んだ事は、まさに「人のおせわにならぬよう 人のおせわのできるよう」という校訓の通り、自立して周りを支えていく心だと思います。
勉強にしっかりと取り組みながらも、よく遊び、よく身体を動かしていく教育の中で、自ら目標を作り、それに進んで行く事の大切さを共に、人との繋がりの大切さを学びました。
また、課外活動を旅行記にまとめる等の発表する機会も多く、社会人として基礎となる力の基盤をつくる事ができた様に思います。

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